あなたのお口の老化度は？オーラルフレイル対策

こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院院長・石塚です。今回はオーラルフレイルについて取り上げます。

あなたのお口の老化度は？オーラルフレイル対策

老化は全身のあらゆる部分で生じますが、お口にも老化が起こるのをご存じですか？高齢化社会で新たに注目を集めている分野です。
そこで、今回はオーラルフレイルについて解説します。

今回の記事はこんな方にお勧めです

60代以上の方
食事中にむせるようになったと感じるようになった方
高齢者がご家族にいる方

今回の記事を読むとわかること

オーラルフレイルの進行度チェック5項目
口腔機能が健康維持に重要な理由

オーラルフレイルとは？

英語で、オーラル(oral)は「⼝腔の」、フレイル(frail)は「虚弱・弱い」という意味です。
オーラルフレイルとは、「歯や口の機能のささいな衰え」を言います。
具体的にはどのような症状でしょうか？

オーラルフレイルのチェック5項目

滑舌が悪くなった
食べこぼしが増えた
食事中にむせるようになった
固い食品をかめなくなった
口の中が乾燥するようになった

という項目が挙げられています。
ご自身で心当たりはありませんか？ご家族で気になることはありませんか？

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口腔機能の低下と健康への影響

食事を摂取し、栄養を吸収するのは人間が生きていく上で必要なこと。
お口の機能が低下し、食べ物をかむ能力（咀嚼能力）が低下すると、食品を十分にかむことができません。
そうなると、食材の制限や、固い食品を避け、栄養状態が低下してしまいます。
一度お口の機能が低下すると、その影響はドミノ倒しのように広がっていきます。

オーラルフレイルの対応

オーラルフレイルへの対策は大きく２つあります。

これ以上歯を失わない
お口の機能維持

これらについて解説します。

自分の歯を失わない

虫歯や歯周病で歯を失うと、口腔機能は著しく低下します。高齢になればなるほどご自身の歯の重要性は増します。
歯をこれ以上失わないために、歯垢を残さないデンタルケアを毎日行って下さい。
年齢を重ねた方こそ、医院での歯のクリーニングと定期的な歯科医師のチェックを欠かさないようにして早く異常に対応できるようにしましょう。