なぜ根管治療が必要なのか?

コラム190311
石塚歯科医院院長
院長

こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は根管治療について解説します。

根管治療について

歯の痛みを感じて歯医者に行ったら、虫歯が深く進行しており根管治療が必要、と言われたことはありませんか?虫歯が思いのほか進行していて驚かれたかもしれません。そこで今回は根管治療の方法について詳しくご説明します。

この記事はこんな方にお勧めです

  • これから根管治療を受ける方
  • 根管治療の手順を詳しく知りたい方
  • 保険診療と自由診療での根管治療の違いを知りたい方

治療の詳細

根管治療とは、虫歯が進行した深いむし歯や歯の亀裂や外傷により歯髄(歯の神経)が感染や炎症を起こした場合に行う治療です。以下のような自覚症状を伴う場合があります。

  • 歯がズキズキと強く痛む
  • 歯の強い痛みが数日続いている
  • 歯の痛みが数日続いたが、最近になって痛みがひいた
治療の詳細

痛みは歯髄からのSOSのメッセージですので、歯の痛みを感じる段階になったら虫歯が深く進行している可能性が極めて高くなります。

治療の目的

根管治療は、痛んだ歯髄を除去し根管を消毒し根の中に詰め物をして、再度の感染を防ぐことを目的としています。感染根管治療と抜髄(麻酔をして歯髄処置を行う)に分けて考えられることが多いですが、治療の手法はほぼ同じです。

感染根管治療

治療の詳細

以前に根管治療が終了している根が再び感染してしまった場合や詰め物や被せ物の下から歯髄が感染した場合に行われる治療で、歯の根の先端に膿の袋(根尖病変)ができてしまった場合の処置です。この膿の袋はレントゲン(黒く写ります)で確認できます。詰め物(根充剤)は白く写ります。

治療の流れ

  1. 主訴、歯科用レントゲン写真(歯科用CT含む)や視診などにより歯牙を特定します
  2. 抜髄の時は麻酔処置を施し、感染根管の時は麻酔なしで歯牙を切削し、歯に穴をあけ根管口を明示します
  3. ファイルと呼ばれる極細の針で根管内の歯髄を丁寧に取り除きます
  4. 根管内を消毒し、根管内に薬剤を充填します
  5. 保存処置、補綴処置を行います

保険診療と自由診療での違い

日本の歯科治療は保険診療と自由診療に分かれます。近年では根管治療の自由診療が広まり、専門に行う歯科医院もあります。ここでは根管治療での保険診療と自由診療の違いを簡単にご説明します。

保険診療 自由診療
検査 レントゲン(歯科用CTも含む)、電気診、温度診、打診、触診等
精密治療 目視、拡大ルーペ、手術用顕微鏡 手術用顕微鏡
費用 数千円/1歯 数万円~20数万円/1歯
(歯科医院により自由に設定)
特徴 治療費用が安価 治療費用が高価、複雑な症例に対応可能

治療の難しさ

根管はとても細く、湾曲していたり、複数に枝分かれしていたり、複数あったりするため根管治療は歯科治療の中でも高度な技術を要する難しい治療です。
その上、患部が再び炎症を起こして、再根管治療が必要になったり、抜歯せざるを得ない場合もあります。

当院の治療の特徴

当院ではできるだけ抜髄しないように努めています。なぜなら一度失活歯(神経がなくなった歯)になってしまうと、その歯の寿命は健全歯に比べて短くなるからです。
不幸にして抜髄処置を行った場合は保険診療での根管治療を実施しています。再発をできるだけ防ぐため当院独自の取り組みも行っていますので、ご紹介します。

できるだけ根の先まで薬剤充填

当院ではできるだけ根の先(根尖)まで薬剤を充填するよう治療を行っています。
根管の途中までしかお薬が詰められていないと、長期経過(数年~10年以上)後に根管内の空洞部に細菌感染が起こり、根管中にガスが充満し内圧が高まり、再感染根管治療が必要になることがあります。

根管治療写真

歯科用根管洗浄器で洗浄

超音波を利用した根管洗浄器を用いて、短時間で効果的に感染した患部を洗浄します。治療中の患者さんのご負担を軽減すると共に、感染の再発防止に努めています。

歯科用根管洗浄器
歯科用根管洗浄器

安全な根管治療に努めます

当院では一人でも多くのお悩みを解消したい、との思いから保険診療の根管治療を行っています。様々な制約がある中で、できるだけ再発を防ぐ治療を行っていきたいと考えています。
症例によっては根管治療専門医をご紹介する場合もありますが、そのような場合も当院での診断を充分にご説明した上でご紹介します。

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当院では細心の注意を払って保険診療での根管治療を行っています。鶴間・大和市・大和市近隣で歯の痛みを感じている方は石塚歯科医院へご相談下さい。

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