歯磨きの仕方を見直そう!むし歯・歯周病を防ぐテクニック

コラム260404
石塚歯科医院院長
院長

こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は歯みがきのテクニックについて取り上げます。

歯磨きの仕方を見直そう!むし歯・歯周病を防ぐテクニック

「毎日しっかり歯磨きをしているのに、なぜかむし歯や歯周病になってしまう…」
このようなお悩みを抱えている方は、もしかしたらの「やり方」に問題があるのかもしれません。
今回は、ただ磨くだけではない、プラーク(歯垢)を効率的に除去するための歯磨きのコツを解説します。

歯磨きの仕方を見直そう!むし歯・歯周病を防ぐテクニック

今回の記事はこんな方にお勧めです

  • 歯磨きを毎日しているのに、むし歯や歯周病が気になる方
  • 歯磨きの効果を最大限に引き出したい方
  • 歯ブラシ以外のケアアイテムの選び方を知りたい方

今回の記事を読むとわかること

  • 歯磨きで重要な3つのポイント
  • 歯ブラシ以外の効果的なアイテムとその使い方
  • 磨き残しを防ぐための具体的な方法
  • 歯科医院でのプロフェッショナルケアの重要性

なぜ正しい歯磨きが重要なのか?

歯磨きの最大の目的は、むし歯や歯周病の原因となるプラークを除去することです。
プラークは、ただの食べカスではありません。細菌の塊であり、歯の表面に付着し、酸を出すことで歯を溶かし歯茎に炎症を引き起こします。
正しい歯磨きを身につけることは、ご自身の歯を健康に保つための、最も基本的で重要なセルフケアなのです。

なぜ正しい歯磨きが重要なのか?

歯磨きで意識すべき3つのポイント

闇雲にゴシゴシ磨くのではなく、次の3つのポイントを意識することで、歯磨きの効果は格段に上がります。

これらについて解説します。

歯ブラシの持ち方と力加減

歯ブラシは、ペンを持つように軽く握るのが基本です。
強く握って磨くと、どうしても力が入ってしまい、歯や歯茎を傷つける原因になります。理想の力加減は100〜200g程度です。これは、歯茎が白くなる程度の力です。

歯ブラシを鉛筆を持つように握る
歯ブラシを鉛筆を持つように握る

歯ブラシを当てる角度

プラークは、歯と歯茎の境目や、歯と歯の間、奥歯の溝に特に溜まりやすいです。
これらの部分を効率よく磨くためには、歯ブラシを歯の表面に対して45度の角度で当てましょう。
こうすることで、歯と歯茎の間の「歯周ポケット」にも毛先が届きやすくなります。

歯と歯茎の境目
45度くらいに傾けて歯を磨く

歯ブラシの動かし方

歯ブラシは大きく動かすのではなく、小刻みに動かすのがポイントです。
小刻みに動かすことで、1本1本の歯に丁寧にブラシを当てることができます。具体的には、2〜3本の歯を一度に磨くイメージで、毛先を振動させるように細かく動かしましょう。

ブラシを細かく動かす
ブラシを細かく動かす

あわせて読みたい歯磨きの方法を徹底解説【虫歯予防デーに向けて】

歯磨きをより効果的にするアイテム

歯ブラシだけでお口の中の汚れを完璧に落とすのは困難です。歯磨きをより効果的にするには、次のアイテムを併用することをおすすめします。

以上について簡単に解説します。

デンタルフロス

歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくい部分です。デンタルフロスを使うことで、歯ブラシだけでは落としきれないプラークを効果的に除去できます。

デンタルフロスで歯間清掃
デンタルフロスで歯間清掃

歯間ブラシ

歯と歯の隙間が広い場合は歯間ブラシがおすすめです。歯間ブラシはサイズがいくつかあるので、ご自身の隙間に合ったものを選びましょう。

歯間ブラシで歯間清掃
歯間ブラシで歯間清掃

タフトブラシ

歯並びが複雑な部分や、奥歯の裏側など、細かい部分を磨くのに適しています。

タフトブラシでブラッシング
タフトブラシでブラッシング

あわせて読みたいデンタルフロスの使い方を徹底解説

磨き残しを防ぐ歯磨きの順番

磨き残しを防ぐには、歯磨きの順番をルーティン化することが有効です。
「右上の奥歯の外側からスタートして、前歯、左上の奥歯の外側へ…」というように、ご自身で磨く順番を決めておくと、磨き忘れが減ります。

歯みがきの順番の例
歯みがきの順番の例

歯磨きだけでは不十分な理由

「これだけ丁寧に磨いているのに、なぜむし歯や歯周病になるの?」
その答えは、歯磨きだけでは落としきれない歯垢や歯石が原因の可能性が高いです。
プラークが石灰化して硬くなったものが歯石です。歯石は、歯ブラシでは取り除くことができません。
また、ご自身の歯磨きでは気づきにくい「磨きグセ」も、むし歯や歯周病の原因になります。

歯磨きだけでは不十分な理由

歯科医院でのプロフェッショナルケア

ご自宅でのセルフケアを最大限に活かすためには、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアが不可欠です。

プロによるクリーニング

プロによるクリーニング

歯科医院では、専用の器具を使って、歯石やセルフケアでは落としきれない汚れを徹底的に除去します。

歯石除去(スケーリング)中
歯石除去(スケーリング)中

あわせて読みたいデンタルフロスと歯間ブラシの使い分け

毎日の正しいブラッシングと総合的なケア

日々のセルフケアに加えて、プロのケアを定期的に受けることが、お口の健康を維持する上で最も効果的な方法です。「私の歯磨きはこれで合っているのかな?」と不安に思われた方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

毎日の正しいブラッシングと総合的なケア

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