硬い食べ物で歯が欠けた時の対処法


こんにちは、大和市鶴間駅西口すぐの歯医者、石塚歯科医院 院長・石塚です。今回は硬い食べ物で歯が欠けた時の対処法について取り上げます。
硬い食べ物で歯が欠けた時の対処法
ある患者さんが「アーモンドを食べて歯が欠けた」と来院しました。実はこの患者さんは二度も歯が欠けたと来院しました。一度目の時に「硬い食べ物は気を付けて下さいね」とお話したのですが、好きな食べ物はなかなか止められなかったようで一度目とは別の歯が折れて、再度来院。
そこで今回は硬い食べ物で歯が欠けた時の対処法について解説します。
今回の記事はこんな方にお勧めです
- おせんべいやナッツなどの硬い食べ物が好きな方
- 歯が欠けてしまった方
今回の記事を読むとわかること
- 歯が欠けやすい食べ物
- 歯が欠けた時の対処法
歯が欠けやすい食べ物
食べ物を食べていて歯が欠けることは実はよくあることです。
以下のような硬い食べ物を食べている時に歯が欠けてしまうようです。
- フランスパンやハードタイプのパン
- お煎餅やおかき
- ナッツ類(アーモンド等)
飴や果物の種を誤ってかんだ、などの事例もあります。
自分の歯を守るため硬い食べ物なるべく避けて!
冒頭の患者さんのように、「アーモンドが大好きで止められない」という患者さんもいらっしゃいます。好きな食べ物を止めるのは難しいかもしれませんが、摂取回数や摂取量を減らしていきましょう。
ご自身の大切な歯を守るための習慣です。

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歯が欠けた時の対処法
歯が欠けた時にやること、やらないことをまとめます。
- 欠けた部分を手や舌で触れない
- 出血がある場合は水で軽く口をゆすぎ、清潔なガーゼ等で止血処置をする
- 欠けた歯が手元にある場合は牛乳や生理食塩水を入れたタッパーや瓶で保管する
- 痛みを伴う場合は適宜痛み止めを服用する
- できるだけ早く歯科医院を受診する
症状が軽くても歯科医院を受診
歯が欠けた部分が小さい場合や、痛みが伴わないと「歯医者にはいかなくてもいいか」と思いがちです。
しかし、欠けた歯を戻せる場合もありますので、適切に保管し早く歯科医院を受診して下さい。
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歯が欠けたままで放置すると抜歯の可能性もある
歯が欠けたまま長期間放置すると痛みや刺激を感じることがあります。
また、歯の神経が炎症を起こしてしまい、最終的に抜歯を選択せざるを得ないこともあります。
ご自身の歯を残す可能性を上げるために、歯が欠けたら速やかに歯科医院にかかりましょう。
自分で欠けた歯を接着しない
市販の接着剤を使って欠けた歯を接着しようとする方もいらっしゃいますが、絶対に止めましょう。それは以下の2つの理由からです。
- ご自身で接着すると正しく接着できない
- 後で接着剤を除去する際に必要以上に歯を削る必要がある
歯科医院の休診日に事故が発生して困るという場合も、歯が欠けた部分はそのままにして歯科医院で処置を行いましょう。
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歯が欠けたら早く歯科医院に行く
今回は硬い食べ物で歯が欠けた対処法について解説しました。
痛みや出血がないからと欠けた歯をそのまま放置していると激しい痛み、腫れなどが生じることがあります。
歯が欠けたらできるだけ早く歯科医院を受診しましょう。
当院では欠けた歯の治療を行っています。鶴間・大和市・大和市近隣の方は是非石塚歯科医院へご相談下さい。
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